ParticleworksはMPS法を採用した流体解析ソフトで、水や油など、大きく変形する液体の挙動をシミュレーションできます。設計・開発や学術研究での評価に適しており、メッシュは不要。スムーズに解析を進められるため、プリ処理における工数の削減が期待できます。

東京大学越塚誠一教授監修のもと、開発されたCAEソフトがParticleworksです。流体解析に特化したソフトウェアで、粒子法(MPS法)によって水や油などの液体挙動の解析・評価を行います。要素ごとの解析はもちろん、連成解析にも対応しています。
メッシュ作成が不要である点も、Particleworksの特徴のひとつ。CADファイルをそのまま用いて解析が行えるため、煩雑なメッシュ
生成の時間を削減することができます。検証結果が空間メッシュに依存しないので、メッシュの品質を気にする必要もありません。
Particleworksでは、無料のWebセミナーを開催しています。セミナーは動画配信形式で、具体的な解析事例を交えた映像を視聴することができます。ただし、動画の視聴については事前申し込みが必要です。
Particleworksのソルバー機能のひとつ。「壁境界・移動境界」では、粒子壁とポリゴン壁を壁境界として選択することができます。
粒子法を用いた場合は、壁内部の温度分布計算も可能です。そのほか「流入境界・流出境界」では、流体と粉体が解析領域に流入する様子を再現できます。
表面張力を解析・検証できる機能で、CSFモデルとポテンシャルモデルが実装されています。壁-流体、流体-流体の接触角を考慮でき、水と油のような混ざり合わない物質同士の解析も行えます。
CAEの解析結果の可視化をより効率的にするためのオプション機能です。CAEソフトから出力されたデータを変換し、CGソフトウェアからの読み込みや編集を行えるようにします。また、解析者自身でリアルな動画像を出力することもでき、PRに使える資料を作成しやすいのも特徴です。
目的に合わせて選ぶ、
自社に合うCAEソフト
CAEソフト選定の鍵はスペックではなく、開発のどの場面で何を達成したいかです。上流での当たり付けか、詳細設計での精度確保か。フェーズごとの「やりたい検証」にフィットするCAEソフトを整理しました。
日野自動車がParticleworksを導入したのは2015年頃です。当時は潤滑オイルに関する評価を行うたびに試作機が必要となり、開発負担の大きさが課題でした。
Particleworksの導入後は、試作機評価の進め方が大きく変化。設計変更のたびに試作を繰り返す必要がなくなり、システム上で条件を変更しながらのシミュレーション検証が可能となりました。最終確認は実機で行うものの、複数案の比較や検討はPC上で完結できるようになり、開発の効率化につながっています。
| 料金形態 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| オプション費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
Particleworksをはじめ、Prometech Cloudの利用やGranuleworksの操作・設定、インフラ・システムに関する質問など、すべての相談をひとつのメールサポート窓口で対応。相談先が明確であるため、早期の疑問・課題解決が期待できます。
「ソフトウェアの概要は理解したが、実際の使い方がわからない」「新たにParticleworksを担当することになり、基礎操作を学びたい」といった方のために、操作を体験できるハンズオン(操作体験)セミナーを開催。対面形式なのでその場で講師に質問でき、
疑問を解消できます。利用料は無料です。
| メーカー名 | プロメテック・ソフトウェア株式会社 |
|---|---|
| 販売会社 | プロメテック・ソフトウェア株式会社 |
| メーカー公式HPのURL | https://particleworks.com/ |
開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。
構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。
非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。
AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。
CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。
構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。
ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。
ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1
構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。
Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。
※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance)