CAEソフト導入支援ガイド【CAExplorer】 

Ansys

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Ansysは、構造・熱・流体・電磁界など幅広い領域をカバーする汎用CAEソフトウェア。高度な非線形解析やマルチフィジックス連成に対応し、設計段階での性能評価や最適化を精度高く進められます。多様なモジュール群と充実したサポート体制により、自動車、
航空宇宙、電子機器など、さまざまな産業で標準的な解析環境として利用されています。

Ansys
引用元HP:Ansys 公式
https://www.ansys.com/ja-jp/news-center/press-releases/10-13-20-ansys-startup-program-gains-global-momentum-triple-digit-growth

Ansysの製品特徴

1970年の登場以来、自動車、エレクトロニクス、航空宇宙など、多様なジャンルで活用されてきたAnsysの特徴をご紹介します。

長年使われ続ける
汎用シミュレーション基盤

50年以上にわたり、有限要素法を中心に発展してきた汎用CAEプラットフォーム。複数の解析ソフトウェア群によって構成されており、構造・熱・流体・電磁界など、産業で求められる主要領域を一つの環境で扱えます。大規模モデルや複雑現象の再現にも強く、産業界で求められる精度と再現性を確保しやすい環境を備えています。

参照元:Ansys公式HP
https://www.ansys.com/ja-jp

複数物理を組み合わせた
連成解析を使用できる

Ansysの大きな強みが、異なる物理現象を統合的に扱えるマルチフィジックスソリューションです。伝熱-構造、流体-磁場、磁場-構造、電気-構造、電流-伝熱など、複数の解析場を組み合わせて評価することができます。

大規模モデルを処理できる
HPCに対応

オンプレミスおよびクラウド環境のHPC(High Performance Computing)に対応しており、大規模モデルや複雑な連成解析を実行できるのが特徴です。Ansys Cloudを利用することで、計算リソースを柔軟に拡張でき、開発サイクルの短縮や解析待ちの削減に貢献します。

Ansysのおもな機能

Ansysは、構造、熱流体、電磁界といった分野ごとに専用モジュールを備えており、解析内容に適したツールを選択できます。領域間の連成や大規模モデルの処理にも対応しており、設計検討から詳細解析まで一貫したワークフローを構築できます。

Ansys Mechanical

構造解析と伝熱解析を中心に、多様な現象を扱える統合モジュールです。3つのエディションが用意されており、基本的な解析機能を備えた「〜Pro」、非線形応力解析や動解析に対応した「〜Premium」、構造・伝熱領域のすべての機能を利用できる「〜Enterprise」から目的に合わせて選択できます。

Ansys CFD

熱流体解析を幅広くカバーするCFDモジュールで、各種ソルバーや可視化機能を統合した環境を提供します。基本的な解析を網羅した「〜Premium」と、より高度な物理モデルや最適化機能を含む「〜Enterprise」から、用途に合わせて選べるのが特徴です。

Ansys HFSS

3次元電磁界解析に特化したツールで、高周波領域の解析を得意とします。形状・材料定数・境界条件を設定するだけで解析を実行でき、アンテナ、配線、パッケージなど多様な電磁構造物を評価できます。また、有限要素法やモーメント法など複数のソルバーを備えており、目的に応じて効率的に解析を進められます。

Ansysの解析イメージ

熱解析

電子機器の冷却とPCBの熱解析①

電子機器の冷却とPCBの熱解析①

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/products/electronics/ansys-icepak
電子機器の冷却とPCBの熱解析②

電子機器の冷却とPCBの熱解析②

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/products/electronics/ansys-icepak
電子機器の冷却とPCBの熱解析③

電子機器の冷却とPCBの熱解析③

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/products/electronics/ansys-icepak

流体シミュレーション

流体現象の解析①

流体現象の解析①

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/products/fluids/ansys-fluent
流体現象の解析②

流体現象の解析②

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/products/fluids/ansys-fluent
流体現象の解析③

流体現象の解析③

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/products/fluids/ansys-fluent

3次元電磁界解析

EMI/EMC解析

EMI/EMC解析

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/ja-jp/products/electronics/ansys-hfss#tab1-2
複雑な環境下での無線周波数干渉(RFI)

複雑な環境下での無線周波数干渉(RFI)

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/ja-jp/products/electronics/ansys-hfss#tab1-2
設置されたアンテナおよびRFコサイトの解析

設置されたアンテナおよびRFコサイトの解析

引用元:Ansys
https://www.ansys.com/ja-jp/products/electronics/ansys-hfss#tab1-2

目的に合わせて選ぶ、
自社に合うCAEソフト

CAEソフト選定の鍵はスペックではなく、開発のどの場面で何を達成したいかです。上流での当たり付けか、詳細設計での精度確保か。フェーズごとの「やりたい検証」にフィットするCAEソフトを整理しました。

Ansysの導入事例

浜松ホトニクス

光半導体パッケージのそり解析で活用

光関連の電子部品・電子機器を製造する浜松ホトニクスでは、半導体後工程の課題解決にAnsysを採用しています。

後工程では組み立て後の基板反りが問題となっていたため、Ansysによる熱応力解析を用いて反りを抑えたパッケージ形状を検討。
当初はバース・デス機能を使用しておらず、実験値との差が生じていましたが、機能を適用した解析に切り替えたことで、実験結果と良好に一致する結果を得られています

参照元HP:サイバネットシステム 公式
https://www.cybernet.co.jp/ansys/download/mn/201304/mcmnp201304-0097/

Ansysの価格

料金形態 公式HPに記載がありませんでした。
費用 公式HPに記載がありませんでした。
オプション費用 公式HPに記載がありませんでした。

Ansysのサポート

AIアシスタントによる
24時間365日サポート

商用ユーザー向けに、AIアシスタント「AnsysGPT」を提供。Ansysの技術情報に基づく多言語対応のサポートを、24時間365日受けることができます。このサービスを活用することで、製品機能や関連物理、エンジニアリングに関する質問に対し、参考資料付きの回答を取得できるのが強みです。

主要リソースにいつでも
アクセスできる

Ansysカスタマーサポートスペース(ACSS)では、ほぼすべてのAnsys製品の主要リソースに、時間を問わずアクセス可能です。
また、直接サポート契約があるユーザーは、対象製品についてオンラインでサポートリクエストを提出できます

Ansysのメーカー・販売会社

メーカー名 Ansys, Inc.
販売会社 Ansys, Inc.
メーカー公式HPのURL https://www.ansys.com/
目的別
CAEソフトおすすめ3選

開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。

開発上流での高速な
複数案検証・当たり付け
シムスケール
SimScale
画像引用元:SimScale公式HP
(https://simscale.kke.co.jp/)
分散・並列実行で解析
を高速化

構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。

上流での即時検証と連携
が可能なクラウド設計

非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。

AIとサロゲートモデル
構築による効率化

AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。

CAD・CAM一体化による
手戻り抑制・内製効率化
オートデスク フュージョン
Autodesk Fusion
画像引用元:Autodesk Fusion 公式HP
(https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview)
開発ツールの統合で
手戻りを防ぐ

CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。

設計段階で性能と信頼性
を検証

構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。

設計業務を効率化するAI搭載

ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。

詳細設計〜最終判断のための
高精度再現・相関確保
アンシス
Ansys
画像引用元:Ansys公式HP
(https://www.ansys.com/ja-jp)
信頼性の高い解析精度と
品質保証体制に対応

ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1

高度なマルチフィジックス解析に対応

構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。

高負荷解析を支える
HPCとクラウド環境

Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。

※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance