CAEソフト導入支援ガイド【CAExplorer】 

Moldex3D

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Moldex3Dは、プラスチック射出成形向けのCAEソフト。高度な解析技術により、射出成形のプロセスを詳細にシミュレーションでき、製品設計や製造の最適化が可能です。さらに、主流となっているCADシステムと連携できるため、シミュレーションを主導としたデザインプラットフォームを構築することができます。

moldex3D
引用元HP:Moldex3D 公式
https://jp.moldex3d.com/blog/customer_success/moldex3d-helps-blackcad-engineering-design-one-component-anti-covid-19-face-shield/

Moldex3Dの製品特徴

金型全体を3次元で解析する
樹脂流動CAE

Moldex3Dは、CoreTech System Co., Ltd.で開発されたCAEソフトです。3次元樹脂流動解析ソフトウェアとして広く使われており、部品、ランナー、冷却管などを含んだ金型全体を3次元で解析することができます。

FVMベースで大規模な
射出成形解析を支援

射出成形シミュレーションが行えるソフトウェアとして、FVM(有限体積法)を実用化しているMoldex3D。それにより、数百万エレメントを超える解析をPC上で行えるようになっています。

Moldex3D体験セミナー

機能や活用事例、操作体験がプログラムに組み込まれたセミナー(WEB上)を開催しているのも特徴のひとつ。当日はセミナーの内容以外にも、プロセス設計や材料設計、構造設計に関する相談にも対応しています。

Moldex3Dのおもな機能

ウェルドラインの予測

流動パターンによるウェルドライン(合流部分に出来る線状の跡)の発生位置の予測や、温度、キャビティ内でも巻き込みなどの現象の検証を行い、結果を可視化します。

金型冷却解析

金型や冷却回路を使用した際の樹脂の固まるまでの様子や冷却効率を検証し、フィードバックを得ることができます。

変形解析

冷却効率や、材料の繊維配向などの影響を考慮した変形解析を行うことができます。また、構造連携も可能で、複雑な解析も精度の
良い結果が得やすくなっています。

Moldex3Dの解析イメージ

金型移動シミュレーション
と金型温度解析

異なる状況でのプラスチックと金型の初期接触位置

異なる状況でのプラスチックと金型の初期接触位置

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/top-story/mold-movement-and-temperature-analysis-how-to-improve-accuracy-in-compression-molding/
プラスチックの初期温度分布の違いによる反り方向への影響

プラスチックの初期温度分布の違いによる反り方向への影響

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/top-story/mold-movement-and-temperature-analysis-how-to-improve-accuracy-in-compression-molding/
金型移動に伴う温度分布の変化を示すシミュレーション結果

金型移動に伴う温度分布の変化を示すシミュレーション結果

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/top-story/mold-movement-and-temperature-analysis-how-to-improve-accuracy-in-compression-molding/

流動解析

Moldex3Dを使用した部品の壁厚分布

Moldex3Dを使用した部品の壁厚分布

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/customer_success/leveraging-molding-simulation-to-eliminate-process-development-on-3d-printed-tooling/
異なる条件下でのキャビティ内応力の比較

異なる条件下でのキャビティ内応力の比較

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/customer_success/leveraging-molding-simulation-to-eliminate-process-development-on-3d-printed-tooling/

樹脂流動解析

ホットランナータイプ別の温度およびメルトフロントの比較

ホットランナータイプ別の温度およびメルトフロントの比較

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/customer_success/application-of-mold-filling-analysis-to-improve-flow-imbalance-and-core-shift-in-single-cavity-hot-runner/
コア(インサート)材質と流動バランスに関する解析

コア(インサート)材質と流動バランスに関する解析

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/customer_success/application-of-mold-filling-analysis-to-improve-flow-imbalance-and-core-shift-in-single-cavity-hot-runner/
コア(インサート)の移動が流動結果に与える影響

コア(インサート)の移動が流動結果に与える影響

引用元:Moldex3D
https://jp.moldex3d.com/blog/customer_success/application-of-mold-filling-analysis-to-improve-flow-imbalance-and-core-shift-in-single-cavity-hot-runner/

目的に合わせて選ぶ、
自社に合うCAEソフト

CAEソフト選定の鍵はスペックではなく、開発のどの場面で何を達成したいかです。上流での当たり付けか、詳細設計での精度確保か。フェーズごとの「やりたい検証」にフィットするCAEソフトを整理しました。

Moldex3Dの導入事例

Blackcad Engineering

新型コロナウイルス対策用
フェイスシールドの製造に成功

ポーランドにあるBlackcad Engineering社では、Moldex3D(Moldex3D Professional)を活用して一体成型可能なフェイスシールドの製造を目指しました。成型シミュレーションによって典型的な不良を特定できたほか、射出成形部品の光学シミュレーションでは製品不良を減らすことにも貢献しています。

Moldex3Dの価格

料金形態 公式HPに記載がありませんでした。
費用 公式HPに記載がありませんでした。
オプション費用 公式HPに記載がありませんでした。

Moldex3Dのサポート

技術ビデオを無料で視聴
できるナレッジビデオハブ

Moldex3Dでは、専門家による講義や一般的な問題を網羅した、ナレッジビデオハブを利用できます。ナレッジビデオパスの技術ビデオは、登録したユーザーであれば無料で視聴することが可能。学習のハードルを下げ、業務効率の向上を目指せます。

初心者から熟練者まで
対応できるトレーニング

サポートとして、さまざまな有料トレーニングコースも用意。初心者向けからプロフェッショナル向けまで幅広く網羅しており、専門家の指導でプラスチック射出成形の技術を習得できます。

Moldex3Dのメーカー・
販売会社

メーカー名 CoreTech System Co., Ltd.
販売会社 Axiom Tech d.o.o.(※その他あり)
メーカー公式HPのURL https://jp.moldex3d.com/
目的別
CAEソフトおすすめ3選

開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。

開発上流での高速な
複数案検証・当たり付け
シムスケール
SimScale
画像引用元:SimScale公式HP
(https://simscale.kke.co.jp/)
分散・並列実行で解析
を高速化

構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。

上流での即時検証と連携
が可能なクラウド設計

非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。

AIとサロゲートモデル
構築による効率化

AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。

CAD・CAM一体化による
手戻り抑制・内製効率化
オートデスク フュージョン
Autodesk Fusion
画像引用元:Autodesk Fusion 公式HP
(https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview)
開発ツールの統合で
手戻りを防ぐ

CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。

設計段階で性能と信頼性
を検証

構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。

設計業務を効率化するAI搭載

ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。

詳細設計〜最終判断のための
高精度再現・相関確保
アンシス
Ansys
画像引用元:Ansys公式HP
(https://www.ansys.com/ja-jp)
信頼性の高い解析精度と
品質保証体制に対応

ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1

高度なマルチフィジックス解析に対応

構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。

高負荷解析を支える
HPCとクラウド環境

Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。

※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance