RecurDynは機構解析(運動解析)を行うためのCAEソフトで、MFBD(Multi Flexible Body Dynamics)ソルバーを中核に、高い計算効率を実現。運動解析と有限要素法を統合した高度な解析機能と、使いやすい操作環境を備え、複数領域の連成解析にも対応します。

アメリカに拠点を構えるFunctionBay, Inc.が開発したCAEソフト「RecurDyn」。機構解析(マルチボディダイナミクス)に特化したソフトウェアで、RecursiveFormulation理論やMFBD(Multi Flexible Body Dynamics)による解析機能などを備えていることにより、高度な計算結果が得られるようになっています。
機構のみの解析はもちろん、連成解析にも対応しています。「Multi Flexible Body Dynamics(MFBD)」では構造、「Particles」では粒子法、「CoLink」では制御解析との連成が実行できます。
RecurDynでは、幅広いユーザーが利用しやすい環境を提供できるようにしています。例えば、解析を自動化・テンプレート化する「ツールキット」や、各ユーザーが使いやすいようにカスタマイズできる機能、3Dモデルから機構解析ができる機能などを搭載。直感操作で、必要な計算結果を得やすくなっています。
標準搭載されているプリポストです。Windows準拠、日本語メニュー対応、アイコンを用いたツールバーなど、初心者でもわかりやすい操作環境が構築されています。また、特定の個所でマウスピックをすることで座標認識するSnap to Geometry機能など、直感的な
操作性も確保しています。
こちらも、標準搭載されているソルバーです。組み立て解析、静的つりあい解析、キネマティック解析、ダイナミック(動力学)解析など、標準的な機構解析に対応しています。また、運動方程式定式化手法に「相対座標系+完全リカーシブ定式化」を採用することにより、Order(N)が実現できるようになっています。
RecurDynがインストールされていないマシン環境でも、RecurDynのポストプロセッサと同等の解析結果の表示や、モデルの設定条件を確認することができるツールです。
目的に合わせて選ぶ、
自社に合うCAEソフト
CAEソフト選定の鍵はスペックではなく、開発のどの場面で何を達成したいかです。上流での当たり付けか、詳細設計での精度確保か。フェーズごとの「やりたい検証」にフィットするCAEソフトを整理しました。
自動車部品などを取り扱うボルグワーナー・モールスシステムズ・ジャパンでは、新たなチェーンの開発時にRecurDynを使用。チェーンの3次元的な挙動やオイルの飛散などを検証し、チェーンリンクを弾性体にすることなどで、寿命・強度ともに高評価の製品を設計できました。また、作業効率化のために、RecurDynを使用して解析モデル作成の自動化にも着手しています。
| 料金形態 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
|---|---|
| 費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
| オプション費用 | 公式HPに記載がありませんでした。 |
保守契約を締結したユーザー向けに、カスタマーサポートサービスを提供しています。サポート時間は、月曜~金曜の10:00から17:00まで。祝日や、サービスの提供元であるファンクションベイの休業日は非対応となっています。
RecurDynのユーザーに向けた、技術情報の配信をメールで行っています。主な内容は、Webサポートページの更新情報、FAQ、技術資料の更新情報など。定期的に情報を収集でき、業務に役立てることができるでしょう。
| メーカー名 | FunctionBay, Inc. |
|---|---|
| 販売会社 | ファンクションベイ株式会社 |
| メーカー公式HPのURL | https://www.functionbay.co.jp/ |
開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。
構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。
非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。
AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。
CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。
構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。
ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。
ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1
構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。
Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。
※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance)