CAEソフト導入支援ガイド【CAExplorer】 

JMAG

電気機器設計開発のためのシミュレーションソフトウェア「JMAG」について、特徴や機能、解析イメージ、サポートなどについてまとめました。

JMAGの画像
引用元HP:JMAG公式
https://www.jmag-international.com/jp/

JMAGの製品特徴

さまざまな製品開発に用いられている

JMAGは、電気機器設計開発を目的として開発されたシミュレーションソフトウェアで、モータやトランスなどの複雑な電磁気現象を解析可能です。1983年にリリースされて以来世界中の企業や大学などで活用されており、さまざまな製品開発に用いられています。

解析業務を効率的に進められる

JMAGはその高速性が特徴のひとつです。この点から、大規模モデルや大量のパラメトリック計算への対応を行うことができ、複雑で高度な解析などにも対応が可能。そこで得られた結果はファイル転送・読み込みが行われることで、ストレスなく結果評価を行えます。

JMAGのおもな機能

JMAGモータ設計ソリューション

出力や効率を追求したHV/EVの駆動用モータや、小型化やコストパフォーマンスが要求される電動工具用モータのようにさまざまなモーターの種類があります。このようなモーターについて、設計・製造・評価を行うプロセスを仮想的に、かつ高速、詳細、簡単に行えます

トランスシミュレーション

トランスの内部に至るまで徹底的な分析を行えます。

誘導加熱シミュレーション 

電磁界と熱の動きを捉えた上で、システム設計に関連するフィードバックを提供可能です。電磁界解析に関する豊富なノウハウを高周波加熱の現象に用いています。

JMAGの解析イメージ

電力トランスを対象とした解析事例

鉄心に発生する漂遊損失
引用元:JMAG公式HP
https://www.jmag-international.com/jp/solutions/transformer/

鉄心に発生する漂遊損失

発熱現象
引用元:JMAG公式HP
https://www.jmag-international.com/jp/solutions/transformer/

発熱現象

巻線に発生する電磁力の評価
引用元:JMAG公式HP
https://www.jmag-international.com/jp/solutions/transformer/

巻線に発生する電磁力の評価

JMAGの価格

料金形態 公式HPに記載がありませんでした。
費用 公式HPに記載がありませんでした。
オプション費用 公式HPに記載がありませんでした。

JMAGのサポート

解析手法を学べる豊富なコンテンツ

ユーザーがスムーズに解析手法を取得できるように、さまざまなコンテンツを用意しています。マニュアルやテクニカルFAQ、機能チュートリアル、データシート、アプリケーションノート、自己学習システムを提供。例えば、自己学習システムでは、事例を通じて操作方法やパラメータの導き方などを学べます。

各種セミナー、トレーニングを開催

さまざまなトレーニングが定期的に開催されています。基礎的な操作方法から学ぶことを目的としたセミナーのほか、パラメトリック解析や最適化をテーマにしたセミナー、モーターなど用途別の実践的なトレーニングなどがあるため、ニーズに応じた選択が可能です。

JMAGのメーカー・販売会社

メーカー名 株式会社JSOL
販売会社 株式会社JSOL
メーカー公式HPのURL https://www.jmag-international.com/jp/
目的別
CAEソフトおすすめ3選

開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。

開発上流での高速な
複数案検証・当たり付け
シムスケール
SimScale
画像引用元:SimScale公式HP
(https://simscale.kke.co.jp/)
分散・並列実行で解析
を高速化

構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。

上流での即時検証と連携
が可能なクラウド設計

非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。

AIとサロゲートモデル
構築による効率化

AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。

CAD・CAM一体化による
手戻り抑制・内製効率化
オートデスク フュージョン
Autodesk Fusion
画像引用元:Autodesk Fusion 公式HP
(https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview)
開発ツールの統合で
手戻りを防ぐ

CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。

設計段階で性能と信頼性
を検証

構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。

設計業務を効率化するAI搭載

ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。

詳細設計〜最終判断のための
高精度再現・相関確保
アンシス
Ansys
画像引用元:Ansys公式HP
(https://www.ansys.com/ja-jp)
信頼性の高い解析精度と
品質保証体制に対応

ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1

高度なマルチフィジックス解析に対応

構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。

高負荷解析を支える
HPCとクラウド環境

Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。

※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance