CAEソフト導入支援ガイド【CAExplorer】 

PICLS

基板専用の熱解析ツール「PICLS」について、特徴や機能、料金、サポート面に関する情報をまとめました。

PICLSの画像
引用元HP:PICLS公式
https://www.cradle.co.jp/product/picls.html

PICLSの製品特徴

電子基盤設計者が開発現場で活用できるツール

PICLSは、電子基盤の設計者が製品の開発現場で活用できる熱解析ツールです。市販の図形ソフトを使う感覚で使えるよう設計されており、作業レイヤーと基盤編集ツールを使った基盤のモデリングが可能です。また、電気系CADの形状データをインポートすることも可能で、導入後はすぐに熱解析を行えます。

商用版(有償)のPICLSのほか、無償版のPICLS Liteも提供されています。

その場ですぐに熱分布の表示を行える

PICLSは少ない設定手順と高速での計算によって、その場ですぐ熱分布の表示を行うことが可能。熱対策に関するアイデアをリアルタイムで評価できます。また、低価格と高機能の両立を目指している点もPICLSの特徴です。導入と維持のハードルを下げ、より多くの基盤設計者が利用できるようにしています。

PICLSのおもな機能

PICLSを使った熱対策

PICLSを活用し、熱対策についてさまざまな検討を行えます。例えば既製品の熱的トラブルシューティング、部品のレイアウトによる熱干渉のチェック、配線パターンによる放熱効果、ヒートシンク能力の検討などが挙げられます。

直感的なモデリング機能

IDF3.0 / Gerber データインポートなどに対応しており、導入直後からの解析が可能。また、配線パターンや放熱部品について、直感的な2次元操作によりレイヤーごとに配置・編集を行えます。

PICLSの解析イメージ

熱解析

PICLSの操作画面
引用元:PICLS公式HP
https://www.cradle.co.jp/media/interview/a198

PICLSの操作画面

PICLSでのモデル作成
引用元:PICLS公式HP
https://www.cradle.co.jp/media/interview/a198

PICLSでのモデル作成

解析結果表示
引用元:PICLS公式HP
https://www.cradle.co.jp/media/interview/a198

解析結果表示

PICLSの価格

料金形態 公式HPに記載がありませんでした。
費用 公式HPに記載がありませんでした。
※機能制限版の「PICLS Lite」は無償での利用が可能
オプション費用 公式HPに記載がありませんでした。

PICLSのサポート

リソースセンターにて各種資料を提供

公式サイト内に「リソースセンター」を設け、ユーザーが自己学習できる資料を提供しています(PICLS Liteのダウンロードもリソースセンターにて行えます)。オンデマンドで視聴可能なウェビナーや解析事例集、ホワイトペーパーなどが多数公開されているため、熱設計についての基礎やツールに関するノウハウを学べます。

PICLSのメーカー・販売会社

メーカー名 株式会社ソフトウェアクレイドル
販売会社 株式会社ソフトウェアクレイドル / エムエスシーソフトウェア株式会社
メーカー公式HPのURL https://www.cradle.co.jp/product/picls.html
目的別
CAEソフトおすすめ3選

開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。

開発上流での高速な
複数案検証・当たり付け
シムスケール
SimScale
画像引用元:SimScale公式HP
(https://simscale.kke.co.jp/)
分散・並列実行で解析
を高速化

構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。

上流での即時検証と連携
が可能なクラウド設計

非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。

AIとサロゲートモデル
構築による効率化

AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。

CAD・CAM一体化による
手戻り抑制・内製効率化
オートデスク フュージョン
Autodesk Fusion
画像引用元:Autodesk Fusion 公式HP
(https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview)
開発ツールの統合で
手戻りを防ぐ

CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。

設計段階で性能と信頼性
を検証

構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。

設計業務を効率化するAI搭載

ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。

詳細設計〜最終判断のための
高精度再現・相関確保
アンシス
Ansys
画像引用元:Ansys公式HP
(https://www.ansys.com/ja-jp)
信頼性の高い解析精度と
品質保証体制に対応

ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1

高度なマルチフィジックス解析に対応

構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。

高負荷解析を支える
HPCとクラウド環境

Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。

※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance