CAEソフトを提供するメーカーの多くは、利用者向けの支援施策としてセミナーを実施しています。ただし、セミナーには内容や目的が複数あり、自社の課題に合ったものを選ぶことが重要です。
この記事では、代表的なCAEソフトのセミナーを分類し、具体例とともに紹介します。
CAEセミナーには、基礎の習得から実践的な操作、専門分野の講義まで幅広い種類があります。自社の課題や目的に合わせて選びやすいよう、ここでは主な分類ごとに内容と特徴を整理しています。
CAEの基礎知識や製品の概要を理解できるセミナーで、これから導入を検討する段階の方に向いています。
Moldex3Dの機能紹介や活用事例の解説に加え、基本的な操作を体験できるプログラムで構成されています。セミナーはWeb形式で
実施され(事前申込が必要)、プロセス設計や材料設計、構造設計に関する個別相談にも対応しています。
基本操作から条件設定、評価まで、一連の流れを体験できるセミナーです。開発元のプロメテック・ソフトウェアのエンジニアが同席し、操作方法を確認しながら進められます。
実際にCAEソフトを操作しながら、機能や利用方法を学ぶ形式のセミナーです。操作の流れをつかみたい場合や、設計業務へ活かしたい場面で活用しやすい内容です。
Ansys製品を対象とした実践的なトレーニングで、解析の進め方や設定方法を体系的に学べます。集合形式だけでなく、企業向けの
個別トレーニングにも対応しており、業務内容に合わせて受講形態を選べます。
3D TIMONの機能の使い方や解析に関する知識、CAEの基礎理論を学べるセミナーです。関東・関西・中部の拠点で定期開催されており、個別教育にも応じています(要相談)。
外部の専門家が特定テーマを深掘りする形式のセミナーで、技術理解をさらに広げたい場面で役立ちます。
特定テーマを深掘りする講義型のプログラムで、不定期に開催されています。COMSOL AB / COMSOL, Inc.の担当者や外部講師が登壇し、製品活用に関する知識を幅広く学べます。
粒子法(MPS法)や粉体解析(DEM)の理解を深めるための教育プログラムとして運用されており、各分野の専門家が講義を担当。
入門編と応用編の2構成で、年に数回、半日程度のセッションとして実施されています。
このほか、TOPページではセミナー情報を提供しているCAEソフトも取り上げています。比較検討の参考として、ぜひご覧ください。
開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。
構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。
非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。
AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。
CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。
構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。
ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。
ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1
構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。
Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。
※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance)