CAEソフト導入支援ガイド【CAExplorer】 

Altair SimLab

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Altair SimLabは、複雑なアセンブリの解析を支援する、プロセス指向のマルチフィジックスシミュレーション環境です。構造・熱・電磁界・流体の解析に対応し、CAD連携からモデル作成、計算、結果確認までの工程を効率化できます。Altairの買収完了後、公式サイトでは「Simcenter Simlab」として案内されています。

Altair SimLab
引用元HP:Siemens 公式
https://www.siemens.com/en-us/products/simcenter/simulation-modeling-visualization/simlab/

Altair SimLabの製品特徴

Altair SimLabは、解析モデルの準備や結果確認に伴う手作業を減らし、複雑な製品の性能評価を進めやすくするCAE環境です。CADデータの変更を解析モデルへ反映しやすく、繰り返し行う処理を自動化できる点が特徴。ここでは、現在の公式製品ページで案内されている主な特徴を紹介します。

複数の物理領域を扱える
解析環境

構造、熱、電磁界、流体の各領域に対応した、マルチフィジックスシミュレーション環境です。複雑なアセンブリを対象に、異なる解析分野の検討を一つの環境で進められます。線形・非線形の構造解析や熱解析、CFD解析など、製品開発で必要となる評価に活用できます。

CADの変更を解析へ
反映しやすい

CADとの連携により、形状変更や部品のバリエーション、アセンブリの更新を解析モデルへ反映できます。設計変更後も、更新した形状を使って解析を継続しやすいため、モデルを作り直す負担の軽減につながります。

繰り返し作業を自動化する
ワークフロー

形状認識や再利用可能な自動化テンプレート、ガイド付きワークフローを備えています。ソリッドメッシュ生成、モデル設定、ソルバー実行、ポスト処理といった一連の作業を標準化し、再現性のある解析手順を構築しやすい点が特徴です。

Altair SimLabのおもな機能

Altair SimLabには、有限要素モデルの作成から解析条件の設定、最適化、結果確認までを支援する機能が用意されています。解析の前処理・計算・後処理を連続したワークフローとして扱えるため、担当者ごとの手順差や手作業によるミスの抑制に役立ちます。

メッシュ生成と
有限要素モデル作成

CAD形状やFEMモデルを基に、1D・2D・3Dのメッシュを手動または自動で生成できます。CAD形状の自動クリーンアップやエラー検出にも対応。複雑な形状を解析に適した有限要素モデルへ整える作業を効率化できます。

  • 1D・2D・3Dメッシュの作成
  • CAD形状のクリーンアップ
  • 節点・要素の作成と編集
  • 接触や剛体要素などの結合設定

解析設定と
ソルバー連携

荷重、材料、拘束、プロパティを、特定のソルバーに依存しにくい形で設定できます。複数のソルバーへ解析データを受け渡せるため、解析目的に応じた計算環境を選択しやすい点が特徴です。

  • 線形静解析・非線形静解析
  • モーダル解析・動解析
  • 熱応力解析
  • 定常・非定常の熱解析

設計実験と
最適化の自動化

設計実験(DOE)や最適化の設定を支援する機能を備えています。複数の設計案を比較しながら、計算結果や収束状況を確認できるため、開発初期の設計検討にも活用できます。

Altair SimLabの解析イメージ

解析ワークフロー

Altair SimLabの解析ワークフロー
引用元:Siemens
https://www.siemens.com/en-us/products/simcenter/simulation-modeling-visualization/simlab/

解析ワークフローによる熱評価

Altair SimLabの設計最適化
引用元:Siemens
https://www.siemens.com/en-us/products/simcenter/simulation-modeling-visualization/simlab/

電動モーターの設計最適化

Altair SimLabのソルバー連携
引用元:Siemens
https://www.siemens.com/en-us/products/simcenter/simulation-modeling-visualization/simlab/

CAD連携とソルバー互換性

目的に合わせて選ぶ、
自社に合うCAEソフト

CAEソフト選定の鍵はスペックではなく、開発のどの場面で何を達成したいかです。上流での当たり付けか、詳細設計での精度確保か。フェーズごとの「やりたい検証」にフィットするCAEソフトを整理しました。

Altair SimLabの活用例

半導体・3D ICの
信頼性評価

公式サイトでは、半導体チップや3D ICパッケージの設計支援が紹介されています。異なるチップレット配置を検討し、電力や冷却性能を解析することで、設計初期に熱の集中箇所を把握しやすくなります

PCBと電子パッケージの
構造・熱評価

PCBレベルの解析では、機械、熱、疲労の評価に対応しています。ECADデータを利用した解析ワークフローや配線パターンのマッピング、材料特性の設定を通じて、基板や電子パッケージの熱機械的な変形、衝撃への応答を検討できます。

Altair SimLabの価格

料金形態 公式HPに記載がありませんでした。
費用 要問い合わせ
オプション費用 公式HPに記載がありませんでした。

Altair SimLabのサポート

製品ページから
見積もりを依頼可能

公式製品ページには、製品の購入や価格について相談できる問い合わせ窓口が用意されています。導入範囲や利用目的に合わせて、見積もりを依頼できます

Simcenter向けの
トレーニングを提供

Siemens Xcelerator Academyでは、Simcenter製品向けのトレーニングと認定コースを提供しています。基礎操作から製品別の解析手順まで、目的に応じた学習機会を選択できます。

Altair SimLabのメーカー・販売会社

メーカー名 Siemens
販売会社名 公式HPに記載がありませんでした。
メーカー公式HPのURL https://altair.com/simlab
目的別
CAEソフトおすすめ3選

開発のどの場面で何を達成したいかに合わせて、CAEソフトを整理しました。設計時の工数削減、開発初期の方向付け、信頼性確保。フェーズごとのやりたい検証にフィットするソフト選びにお役立てください。

開発上流での高速な
複数案検証・当たり付け
シムスケール
SimScale
画像引用元:SimScale公式HP
(https://simscale.kke.co.jp/)
分散・並列実行で解析
を高速化

構造・流体・伝熱・電磁界解析をブラウザ上で完結。192コアが利用可能かつ、数百以上の並列計算により、高速で複数案の同時検証が可能。

上流での即時検証と連携
が可能なクラウド設計

非専任でも扱いやすいUIと、ブラウザ上で、⾮専任者でも即座に上流検証へ着手できる設計。設定や結果は、安全なワークスペース内で共有でき、解析専任者とのレビューもスムーズに連携。判断のスピードを損なわない運用を実現する。

AIとサロゲートモデル
構築による効率化

AIが解析設定作業をサポートし、非専任者でも迷わずに解析フローを進められる。また、サロゲートモデルを構築することも可能であり、設計〜評価プロセスの効率化を実現する。

CAD・CAM一体化による
手戻り抑制・内製効率化
オートデスク フュージョン
Autodesk Fusion
画像引用元:Autodesk Fusion 公式HP
(https://www.autodesk.com/jp/products/fusion-360/overview)
開発ツールの統合で
手戻りを防ぐ

CAD/CAM/CAE/PCB/PDMなど、複数の開発ツールをひとつに統合。モデリングから製造準備までの流れが一貫され、データ変換やツール間の切り替えによる手戻りを防ぐ。

設計段階で性能と信頼性
を検証

構造解析や熱解析、モーション解析などのCAE機能を標準搭載。モデリングしたデータをそのまま使って解析でき、設計段階で強度・熱・動作をすばやく検証できる。

設計業務を効率化するAI搭載

ジェネレーティブデザインや図面自動生成などのAI支援機能を搭載。繰り返し作業を自動化し、形状提案や図面出力を短時間にし、スピーディーに回せる内製開発を支援。

詳細設計〜最終判断のための
高精度再現・相関確保
アンシス
Ansys
画像引用元:Ansys公式HP
(https://www.ansys.com/ja-jp)
信頼性の高い解析精度と
品質保証体制に対応

ISO 9001認証に基づく品質管理体制のもと、原子力・航空・自動車などの厳格な規制環境にも対応。社内検証、法規認証、顧客提出に耐える解析精度と信頼性を担保。※1

高度なマルチフィジックス解析に対応

構造・流体・熱・電磁場・音響など、複数の物理現象を連成解析できるマルチフィジックスCAE。非線形や疲労、衝突、安全試験相関など高精度が求められる現象を再現し、実験データに基づいた設計検証を支援。

高負荷解析を支える
HPCとクラウド環境

Ansys Cloudにより、大規模・非線形解析をクラウド上で高速実行。オンプレミス環境との併用が可能で、計算リソースの柔軟な拡張が行える。

※1参照元:Ansys公式サイト(https://www.ansys.com/ja-jp/company-information/quality-assurance